本文へ移動

冬でも気を付けたい脱水症

2024-02-20
こんにちは、チーム看護のくきのはまです

冬は汗をかく機会も減り、喉の渇きを感じにくくなるため、夏に比べると脱水の意識も低下しがちです。しかし、高齢者の冬の脱水は体感を得にくいからこそ注意が必要です。
そこに潜む危険性とその対策についてご紹介します
夏に発生しやすい脱水症状ですが、冬にも注意喚起されます。

冬の脱水症の主な原因は、以下の通りです。
・空気の乾燥
・水分補給量の低下
・こたつなどの暖房機器の使用

暖房器具を使用した室内では空気が乾燥し、自覚がないまま皮膚・鼻の粘膜や口の中の乾燥が起こりやすくなります。室内の湿度を適度に保つとともに意識をして水分摂取を行う必要があります。

入浴前後・就寝前・起床後にも水分補給をする
入浴前後と就寝前・起床後には意識的に水分補給をしましょう。入浴時や就寝中には、無意識のうちにたくさん汗をかくので、水分が失われやすくなります。
水分を摂取するときは一気に飲むのではなく、少量をゆっくりと飲むように意識しましょう。
かくれ脱水を防ぐためには?
温度・湿度の調整
 部屋に温度・湿度計を置き、室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使いましょう。
 
衣服の調整
 外出時は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策もしましょう。
 
適切な水分摂取
 汗をかいていないときはこまめな水分補給、運動後など大量の汗をかいたときは、適度な塩分を含む経口補水液やスポーツドリンクなどをお勧めします。
冬の脱水は気付かないうちにやってくる!!

気付いたときには、脱水症状中度や重度になっているかも知れません。脱水症状を起こさないためにも
こまめな水分補給や室温管理・体温調節をしっかり行っていきましょう!!
株式会社 芳野ケアサポート
〒808-0024
福岡県北九州市若松区
浜町1丁目3-1
TEL 093-771-8282
FAX 093-771-8286
MAIL info@yoshino-care.com