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メンタルヘルス対策

2024-06-12
こんにちは!チーム看護みのりです(^^)
今回は「メンタルヘルス」とストレス対策についてお話したいと思います。

メンタルヘルスとは「心の健康」のことです。
世界保健機関(WHO)では、メンタルヘルスについて「人が自身の能力を発揮し、日常生活におけるストレスに対処でき、生産的に働くことができ、かつ地域に貢献できるような満たされた状態であること」と定義しています。
メンタル不調の兆候は、初期は単純な肉体の疲労や行動、精神面の変化となって表れます。
兆候を感じるのは自分自身であり“セルフケア”を自発的におこなうことで、メンタル不調が進行することを未然に防ぐことができます。
深刻なメンタル不調を起こさないためにも“セルフケア”が重要となってきます。
メンタル不調の症状には、次のようなものがあります。

・憂鬱な気持ちが続く
・焦燥感や不安感に駆られる
・夜眠れなくなった、寝てもすぐ目が覚めてしまう
・表情が乏しくなる
・遅刻や欠勤が増えた
・家事や仕事など、今まで当たり前にできていたことができなくなった
・仕事のミスが増える
・身だしなみに無頓着になる

*2週間~1カ月以上、同じような状態が続く場合は要注意とされています。
セルフケアとは?  
セルフケアとは、自分自身で行うメンタルヘルス対策です。
メンタルヘルス対策の具体例には、次のようなものがあります。
1. 呼吸法
深呼吸をすることで、緊張やストレスで固まった筋肉を緩めて体をリラックスさせる効果があります。
また、呼吸に集中することで、不安やイライラなどのネガティブ感情から注意をそらし、落ち着きを取り戻すことができます。下記の手順で試すとよいでしょう。
(1) 椅子に深く腰掛けて、軽く背筋を伸ばして楽な体制をとりましょう。
(2) お腹に手を置いて、鼻から深くゆっくり息を吸い、口からゆっくり息を吐いて下さい。
(3) 息を吸う事でお腹が膨らみ、息を吐いたときにお腹がへこんでいく様子を手で感じてください。
(4) (2)~(3)を複数回ゆっくり繰り返しましょう。

2. ストレッチ、適度な運動
長時間同じ姿勢を取り続けていると血流が悪くなり身体に負担がかかります。
手足を伸ばしたり身体をひねったりすることで筋肉のこりも多少とれ、気持ちがすっきりします。
座りっぱなしの仕事をしている人は、立ち上がるだけでも多少の効果があります。

3. 笑う
「笑い」には血糖値の上昇を抑え、ストレスを軽減する効果があることが研究によってわかっています。「作り笑い」でも効果はあります。にっこり笑顔を心がけることはコミュニケーション上でも健康上でもプラスです。

4. 十分な休息、睡眠
睡眠不足は、疲労感や情緒不安定などストレスが増す原因となり、メンタル不調への近道となると言われています。布団の中で呼吸法を行い、心身ともにリラックスした状態になると、副交感神経が優位に働き、眠りやすくなります。
眠る直前に、パソコンやスマートフォンを触る、アルコールやカフェインが入った飲み物を飲む、激しい運動をする、といった行動は質の良い睡眠がとれない原因につながります。

5. 気分転換できるような活動
自分の趣味や好きな活動をすることは、日々のストレスから目をそらし、楽しい気分になるので、良い気分転換になります。スポーツやジムなどの運動、アロマテラピー、映画、カフェめぐり、ショッピング、カラオケなど普段からできるものを1つでもいいので見つけておきましょう。旅行やハイキング、温泉といったアクティビティもアクティブな方法としておすすめです。

6. 周囲に相談
シンプルですが、一人で抱え込まないということは非常に重要です。会社の同僚、先輩や上司、プライベートの友人や家族、専門家など誰か相談できる人を見つけましょう。
相談することで、自分の中で状況の整理ができ、自分では考えつかなかった視点で物事をとらえるきっかけが生まれます。
自分のことを認めてあげ、否定的な言葉をやめ、何事も前向きに、日々ストレスをケアすることで、強い心と体を手に入れましょう!
余談ですが、猫も季節の変わり目やちょっとした環境の変化で、しぐさや行動に変化が起こる場合があります。
猫のストレスを緩和するには、猫が安心できる場所を作ってあげること(日当たりの良さ、高い場所、隠れられる物陰など好む場所を見つけて、お気に入りのベッドやブランケットを置いてあげること)が効果的だそうです。
人間も一緒です。自分のお気に入りの場所や安心できる何かを見つけてみませんか
株式会社 芳野ケアサポート
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